ユーチューバー動画を見て商品を買ってしまうのは何故か?

 

今回は、自分が仕事で携わっているYouTubeの考察を、自分の頭の整理を兼ねて書いてみます。 

 

今回のテーマは「ユーチューバー動画を見て商品を買いたくなるのは何故か?」を考えてみました。

 

「ユーチューバー界のざわちん」という具合で活動をしている『詐欺メイクすうれろ』という女の子がいるんですけど、最近この子がアップした、とあるプチ断食セットを紹介している動画を見ていて自分が試したくなりました。

 


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普段はメイクを紹介するチャンネルだから、ある種他人事の様に見ているし、普段からあまり物欲に乏しい自分が、今回の動画では商品を検索して購入ボタンを押したくなる気分に。

なんとなく「今時のテレフォンショッピング」だと言う理解は頭ではあったけど、体感的に感じる事はなかったので、「ここに視聴者の深層心理がわかるかも」と思い、自分が感じたものから紐解いてみました。

 

【その1】「じぶんごと」である。

年齢も年齢なので気をつけないとならない。関心のある分野の話だったというのは一番大きい。自分が関心がないものをわざわざ見ないわけなので。

 

【その2】一つの商品の情報を動画で分かりやすく見てる。

良くTVで見かけるダイエット商品CMだと、実際に痩せるための経過を見る事はないし、ブロガーが紹介だと実際に食べている様子など、実際の使用感をあまり感じられないイメージだけど、動画だと食べ方を教えてもらえ、実際に食べているところをコンパクトにまとめてくれているから、自分が使用した時をイメージできた。

 

【その3】自分で選択して動画を見てる。

 テレビだとその時間に限られた選択肢の中から、ある種仕方なく見る形になるけど、YouTnbeは検索して好きな時に自分が見たいものを見れる。

 

【その4】結構長い時間その商品の情報を取り込んでいる。

 この動画の総時間は9:24。これを単に商品について説明を受けた時間と置き換えたら相当長い。

例えば店頭で10分近く商品説明を受ける状況だとしたら、それはそもそも興味があったか、買う事が前提で来ているかのどちらかだと推測できる。

 

【その5】1人で見てる。

実はこれがかなり大きいんじゃないかなと。

体型はかなり個人的な悩みだし、誰にでもオープンに話せるものではないだけに情報収集は1人でしたいはず。

 

1日で24,000人が5分間動画を見ている。

上記5つの要素に当てはまる人がこの動画を見てたらやはり買いたくなるはず。

更にYouTubeを調べたところ、この動画は1日で24,000人が見ていて、その平均再生時間は約5分。

24,000人の少なくとも美容に興味がある人が、5分間も1つの商品の情報を見ていたら、それはきっとそれなりの割合で欲しいと思う人が現れる。

 

仮に店頭キャンペーンに置き換えてみる。

5人1組で、1日8時間ぶっ続けで5分間ごとにひたすら商品説明しても1日480人、24,000人と話すには約50日かかる。

 

テレビショッピングと比較してみると、

ビデオリサーチ発表の数字によると関東エリアで視聴率1%でのリーチ数は40.6万人。

テレビの場合、不特定多数に情報を提供するので仮にその内の10%が関心をもっていると推定すると40,600人。

数字の上ではテレビの方が良さそうだけど、そのチャンネルが好きで能動的、日常的に見ている人たちに向けて発信されているのでエンゲージメントは明らかにYouTubeの方が高い。

 

そういう訳で、自分なりに結論をまとめると、

自ら選択してそのYouTubeを見に来ている人に与えている効果は、店頭である程度真面目に耳を傾けているのと同じくらいのエンゲージメントがあり、それを同時多発的に数万人に向けて発信できる。

 

だからYouTubeの商品紹介でその物が欲しくなる。

 

という事で今回の考察を締めたいと思います。

ではまた。